基本から派生、そしてまとめへ

今月、生徒であり、友人でもある方からの一言がヒントになった。
それは、練習者に何を提供するのかと言う点での革新であり、私の道を深めるきっかけとなった。

程傑峰老師から学び、その後、王映海師父に出会い、鄭志鴻師父の元で総仕上げとなった武術。
もちろん、まだまだ発展途上である。
先人に追いつき、いつかは自身のものを確立しなければならない。
そう思いつつも、膨大の数をまとめきれずにいた節がある。

そこで、彼の一言がきっかけで、まとまりつつあり。
感謝が尽きない。

もともと、今から十数年前に程老師より「自分のものを探しなさい」と告げられた。
鄭師父が杭州に行かれる前に「あなたは道を得ている。自分でまだ気づいていないだけだ」とも告げられた。
神戸のK老師と三宮で食事した折には、「あなたは自由を求めている。師を信じすぎているが、師父は神様じゃないよ。それがわかった時にあなたは化ける」

それから何年も過ぎ、義母の殷老師からも「もっと自分を大切にして、自分勝手に生きなさい」、「あなたは楊露禅には成れない。あなたはあくまであなた自身だから」とも告げられた。

龍門の武道は、私が学び、受け継ぎ、そして伝えるべきものを変えずにしている。
中には私たちの工夫もたくさんある。
鄭師父と程師父から受け継いだ慈しみと思いやり、人間形成の道と中国文化の真髄。
そして、映海師父や戴氏心意門の仲間たちから得たまっすぐな魂。
それがようやく、友人の一言で合わさった。
感謝!

2018年9月17日
上海 徐濠 大阪某所にて

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